軒木部塗装については、まず最初に汚れや・浮いた塗膜をペーパー・マジックロンを使用しケレンします。ケレンすることにより、荒れた木部をなめらかし斑の無く塗装することができます。

ケレン完了後、下塗り・上塗りになります。

下塗り・上塗りに使用する材料は、吉田製油所の「スーパーウッドステイン」で、木部に深く浸透し防虫・防腐・撥水効果を発揮するだけでなく、塗膜の剥がれ・膨れ等の発生がありません。透明性に優れ、木目などをきれいに生かすことができます。

養生完了後、外壁の下塗りの工程に入ります。

下塗りがしっかり塗装されていないと、剥がれたり・変色・艶斑などを起こす原因になるため、しっかり塗り込むことにより防水性・密着性を高めます。
下塗りが乾燥したら、中塗り・上塗りの工程が続きます。
同じ材料を2回塗ることにより、美観だけでなく材料の持つ性能を発揮させ塗膜を強靭な物に仕上げます。

続いて雨戸塗装では、最初にケレンをし、汚れ・剥がれ・チョーキングをマジックロン・サンドペーパーを使用して落としてから下塗りに入ります。
下塗りを入れることにより密着性を高めた後、中塗り・上塗りを同じ材料で塗り込んでいきます。

最後に、ベランダ防水によく使われているFRP防水トップコートの改修をしていきます。
トップコートのみをケレンし、アセトンシンナーでふき取り、トップコート改修材を塗装していきます。
下塗り・上塗りに使う材料は、アイカ工業の「ジョリエースJA－280」で、アクリルウレタン樹脂を主成分とする推計トップコート2液型です。既存FRP防水の塗り替えに適しており、密着性・耐候性が高いため、水性の特徴を生かして匂いが少なく作業性に優れています。

施工完了後、自社検査を行い検査終了後にお客様との検査をおこない工事完了になります。お客様に施工内容を説明しながら一緒に回り確認していきます。
完工後、お客様に工事台帳・保証書をお渡しております。