- 外壁塗装
塗装する前に、高圧洗浄機でチョーキング(塗料が劣化して色成分の顔料がチョーク(白墨)のような粉状になる現象)・苔・藻・等を綺麗に落とします。
また、外壁目地などに使われるシーリングも劣化が進んでしまうと外塀目地の役割が低下するため、古くなったコーキングを撤去し、新しいコーキングを隙間なく充填します。
軒天も外壁や屋根同様、雨風や紫外線にさらされているので劣化していきます。劣化が進むと、下地を腐食させ軒材がはがれたり・隣接した箇所(屋根・ベランダ・外壁等)にも影響を与えてしまいます。
破損・劣化がひどい場合は、補修(張替え・コーキング処理・パテ処理)をしてから塗料を均一に塗り込んでいきます。
下塗に使用する材料は、SK化研のミラクシーラーエコで、優れた耐水性・耐アルカリ性を示し、浸透性に優れているため高いシール効果を発揮します。また、特殊設計により、防かび・防藻機能を発揮する事で衛生的な環境を維持します。
中塗り・上塗りに使用する材料は、SK化研のセラミタウンマイルドで、表面にセラミック成分が配向するため、低帯電性・高塗膜効果・汚れにくい、高い耐候性を発揮します。また防かび、防藻性にも優れた塗料です。
養生完了後、外壁の下塗りの工程に入ります。
下塗りがしっかり塗装されていないと、剥がれたり・変色・艶斑などを起こす原因になるため、しっかり塗り込むことにより防水性・密着性を高めます。
下塗りが乾燥したら、中塗り・上塗りの工程が続きます。
同じ材料を2回塗ることにより、美観だけでなく材料の持つ性能を発揮させ塗膜を強靭な物に仕上げます。
外壁の工程と同様に、屋根塗装も施していきます。
高圧洗浄で、汚れ・チョーキングを丁寧に落とした後下塗りを塗り込んでいきます。
屋根の下塗りに使用した材料は、SK化研の「マイルドシーラーEPO」で、浸透・固着性が高く、下地の補強効果に優れています。また、水分や炭酸ガスの侵入を防ぎ、セメントモルタルやコンクリートなどの中性化を防ぎます。旧塗膜との密着性にも優れています。
屋根の中塗りで使用する材料は、SK化研さんの「ヤネフレッシュSI」で、 隠ぺい力が高いため下地の透けがなく、酸性雨や熱・紫外線に対して優れた抵抗性を示します。また、特殊設計により優れた防かび・防藻性を発揮するほか、密着性旧塗膜に対して浸透性を示し 、優れた密着性を発揮します。
続いて破風・樋塗装に移ります。
最初にケレンをし、汚れ・剥がれ・チョーキングをマジックロン・サンドペーパーを使用して落としてから下塗りに入ります。
下塗りを入れることにより密着性を高めた後、中塗り・上塗りを同じ材料で塗り込んでいきます。
施工完了後、自社検査を行い検査終了後にお客様との検査をおこない工事完了になります。お客様に施工内容を説明しながら一緒に回り確認していきます。
完工後、お客様に工事台帳・保証書をお渡しております。